千葉県中央区 | いろは保育園

子どものこころ

だってもうすぐ小学生だもん!【2023/02/03】

待ちに待った節分の日、例年よりバージョンアップした鬼が太鼓の音と共に登場。普段と違う光景に子どもたちは固まってしまいました。しかし、その中で一生懸命鬼に豆を投げたり泣いてしまった子の介抱をしたりと率先して動いている子もいました。
私を見つけると「全然怖くなかったよ!だってもうすぐ小学生だもん!」と何故か怒り気味に教えてくれる年長さん。つい昨年までは虫さんを触るのも怖くて泣き出しちゃう子がここまでの成長を見せてくれたことに私も『すごかったね!』と心から素直な気持ちがそのまま言葉にでました。
ちなみに鬼さんの正体はスパイダーマンという二段構えの衝撃でした。子どもたちは「スパイダーマンでよかった!」とのこと。。。

ふじさん?【2021/12/03】

鴨川シーワールドに遠足へ向かうバスの中でのことです。今日は天気も良く、雲がほとんどない晴天でした。バスレクでクイズ大会をしながら高速道路を走っていると見晴らしが良いところに来て突然「あ!富士山がよく見えるよ。みんな見てみて!立派だねえ~」と園長の声がする。そのあとすぐに子どもたち数人は言われた方角を「見せて見せて!」と食い入るように見ていました。すると、とある子から「ふじさんって誰?どこにいるの?」という問いかけがありました。そこにあるよと山の方を指すと「ふじさんって人間じゃなかったのか!」と真剣な表情で納得した様子。どうやらその子はお山の“富士山”ではなく“フジさん”という名前の人がいると思っていたそうで…。ちょっとした面白いエピソードでした。

効果テキメン?【2021/10/05】

稲穂が立派に実ってきたので、稲刈りを行いました。子どもたちは自分が植えて育てた稲たちを一生懸命に刈り取り、また上手に根元を結んで干しました。明るい日差しに照らされながら輝いて見える稲穂に見惚れていると「でも、せっかくの稲がカラスに食べられちゃうかも。そうだ!案山子を作ってみようよ!」という一つの声から年長さんの案山子づくりが始まりました。何とか作り上げた作品の素材は段ボールと向日葵の茎の部分。簡単なつくりのようですが、肝心なのはお絵描き作業。とても気持ちが伝わってくるような“へのへのもへじ”が出来上がりました。作った本人たちも思わず「なんか、怖くなっちゃったね。。。」とのこと。でも、案山子としてはとても優秀な働きをしてくれそうなので、稲を見守る形で飾り、最後に子どもたちと守ってくださいと祈りを込めました。きっと案山子さんは守ってくれることでしょう!

爆発しちゃう!【2021/08/05】

真夏のような暑さが続き、夏野菜も立派に実ってきました。年長さんたちとトマトやきゅうり、ピーマンを収穫していると、『ゴーヤも大きくなっているね!』と子どもたちが気付いたので「じゃあ、一緒に取ろうか?」と聞くと『えー、やだよー。拓ちゃんが取って?』と言うのです。理由をきくと『だって、ゴーヤって爆発するんでしょ?ママから聞いたもん!』とのこと。どうやら熟れた後の赤い実が出てくる“爆発”のことを言っているらしく、子どもたちが認識する“爆発”は爆弾の様な爆風を起こすものをイメージしていたのです。「まだ黄色くなっていないから大丈夫だよ。」と伝えると『よかった~。早く爆発しないうちに取っちゃおう!』と胸をなでおろしている年長さんたちでした。

子どもたちと発見!【2021/07/27】

7月21日(水)の出来事です。その日は天候に恵まれ、良い天気で子どもたちは外で水遊びを楽しんでいました。水のかけ合いっこをしているとある子が『すごい!!見て!虹が出てるよ!』と言ったので、自分がかけている水が反射して発生したものと思い、「どこどこ?」と聞くと『雲が虹色なの!』と言ったのです。「ほんとに~?」と半信半疑で振り向くと本当に雲が虹色に彩られていたのです。あまりの神々しさに手が止まってしまうと子どもたちは『拓ちゃん!手を止めないで!虹が消えちゃう!』と慌てて自分に言うのです。みんなは私が虹を発生させたと思い込んでいたのです…。その後は子どもたちとともに一生懸命になって天へ目掛け水をかけました。ちなみにこれは“彩雲(さいうん)”というもので太陽光が雲の水分に屈折反射して虹色に見える気象現象で珍しいことから吉兆の前触れとも言われているそうですよ!

子どもたちの見解【2021/02/08】

今年は節分会がありましたが、今年もコロナの影響もあり、鬼も自粛ということで乳児クラスだけ正体が担任の先生とバレバレな鬼が登場。
昨年泣き叫んでいた子ども達も笑顔で豆をぶつけました。その後、「鬼さんからパンツを借りてきたよ~!」と鬼のパンツを子どもたちに手渡そうとするが、その瞬間子どもたちの表情が強張り、受け取ろうとしない…。「どうしたの??」と聞いてみると『おに、いや!』とのこと。どうやらパンツをはくと鬼に憑りつかれるといった見解だったようです。先程いた鬼さんは憑りつかれた先生…だったんですね~

セーフティ“おっちゃん”【2020/08/28】

とある保育園での会話。
いつも早くに登園される子どもに「最近小学生を見送るのやらないね。」と言われ、『ああ、セーフティウォッチャーのこと?今は小学校は夏休み期間でお休みだからね。』と私が応えると「え?たくちゃんはおっちゃんじゃないよ?」と疑問に思った様子で言われました。どうやらセーフティ“おっちゃん”と聞き取れたようで…。
ちょっとした日常の面白い出来事でした。

女の子の反対は?【2020/02/23】

「今日のスカート素敵でしょ」
「白くてひらひらしてるね。女の子だね。僕も着てみたいな」
「女の子じゃないでしょ」
「じゃぁ、僕は何かしらね」
「おじさん」

しっかり者【2020/02/23】

2歳児クラスで給食をいただきました。
A「ちゃんとエプロン持ってきたの?」
B「今日は忘れちゃった」
A「肘をついて食べてはダメよ」
B「はい、気を付けます」
毎日色々な視点で楽しく話をしながら、一緒に食べます。ところで今の会話、Aが2歳児でBが私です。

芋ほりでの出来事【2019/11/14】

芋ほりに子どもたちと一緒に熱中している最中のこと。掘り残した芋がないかスコップで土を掘り返していると腕時計が外れて土に紛れて埋まってしまいました。
慌てて土を掘りっていると子どもたちもその様子に気づき「どうしたの~?」と聞いてきたので、ことの経緯を話すと「わかった!みんな!たくちゃんの時計を探すよ~!」と大捜査が始まり、みんなの力で無事見つけることが出来ました。
子どもたちに「お芋ほりじゃなくて時計掘りだね」と言われ、なるほどと納得してしまいました。子どもたちの協力し合える成長した一面の見られる、ヒヤッとしましたが最後はほっこりする出来事でした。